ADHDと互助会(当事者会)。どんなものがあるの?実際、参加してみての感想。

昨今は発達障害の認知も広まり、それに伴い発達障害者の当事者会も増えて来ました。 しかし、一概に互助会(以下当事 […]

カテゴリー:ADHDと生活   投稿者:   更新日:2016年11月27日


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昨今は発達障害の認知も広まり、それに伴い発達障害者の当事者会も増えて来ました。
しかし、一概に互助会(以下当事者会)と言っても様々な活動がありますし、「具体的にどのようなものなのか分からない」という方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、2ヶ月に一度のペースで当事者会に参加している著者がご説明いたします。

互助会(当事者会)とは

まず当事者会ですが、これは発達障害者の当事者が集まり、お互いの経験などを語り合う場です。
こんなことを失敗した、今こういう事で悩んでいる…。
著者は2ヶ月に一度の当事者会で、「定型発達者に囲まれた普段の生活では経験できない『共感』を感じること」が楽しみでなりません。
他の当事者の普段のがんばりは自分への励みにもなりますし、他の当事者の失敗は自分への戒めや学習にもなります。
視覚過敏や聴覚過敏のツラさも、当事者会に参加するまで一人で抱えていましたが、当事者会で同じようにツラい思いをしている方と出会うことができました。
それだけで安堵したというか、参加してよかったと思いました。
当事者会でだけは素の自分でいられるような、それでいてお互いを尊重し合えるような、とても貴重な時間を過ごさせていただいています。
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当事者会の種類

一言で当事者会と言っても、その内容は様々あります。
大体は当事者同士集まって意見交換をしたりと、冒頭に述べたような「今抱えている悩み」を相談します。
他にも著者が住む地域では、当事者同士が集まって飲み会をしたり、ボーリングをしたりといった、リクレーションを支援してくれる当事者会も存在します。
また、当事者当人ではなく、その親などの親族が参加する「親会」というものも存在し、こちらでは発達障害当事者を子供に持つ親御さんがお互いに相談したり、話を聞いたりして情報交換を行います。
そして当事者会には当事者しか参加資格がないといったことはなく、親御さんが一緒に参加することもありますし、親会に当事者が参加することもあります。
ネットや口コミで興味を持てる当事者会が見つかれば、まずどのような活動をしているのか問い合わせてみると良いでしょう。
ネットでの検索の仕方は、「○○県 発達障害 当事者会」のように、今お住いの都道府県に発達障害、当事者会をつけて検索すれば、だいたいヒットします。
探しても上手く見つからないといった場合、地域によって温度差はあるかもしれませんが、市役所の障害福祉課でも当事者会を紹介してくれたりもします。
残念ながらお住いの都道府県に希望するような当事者会がなかった場合、近隣の当事者会に問い合わせてみたり、講演会の予定を欠かさずチェックしてみるといったことが必要になります。
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当事者会でよく聞くトラブル

当事者会にはいわゆる「コミュニケーションが苦手」な当事者も参加しますので、時折トラブルも耳にします。
つい余計な一言を口にしたり、対人距離を無理に縮めようとしてしまったり、自分の意見を無意識に押し付けてしまったりです。
ほかにも感情を上手くコントロールできず、イライラしてしまった、大声を出してしまったなど、相手を驚かしてしまうこともあります。
参加する場合には、まずは自分が無理をしすぎないことです。
イライラし始めたら席を立って外の空気を吸うなどして、せっかくの場の空気を乱さないように気を配りましょう。
前もって「席を立つかもしれない」と主催の方に伝えておくのも良いかもしれません。
著者が参加する当事者会では、途中席を立ったり、途中でも帰宅したりと結構自由に開催されています。
何よりも当事者の体調を考慮してくださっています。
また、当事者同士であれば何を言っても良い、何でも分かってくれるというのは幻想で、実際には人よりも繊細であったり、人と距離を置きたいタイプの方も多いので、対人距離や発言には配慮が必要です。
何とか自分の問題を解決したいからと、相手に答えを求め過ぎるのもいけません。
あくまで「参考程度になればいい」といったスタンスで質問しましょう。
自分にとっての「正解」は、他人の口からでるものではありません。いろんな人の意見を聞いて、自分自身が出すものです。
答えを求めすぎず、意見を求める気持ちで参加すれば、自分自身も楽になれるでしょう。
当事者会に参加することで一番大切なのは、相手を尊重する思いやりの心です。
みんな自分と同じように悩んだり、苦しんできた人々ですが、似ている部分があるだけで自分と同じではありません。
適度な距離感はとても大切なものです。必ず守るようにしましょう。
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おわりに

当事者会では、たくさんのものを得ることができます。
まず、仲間。たとえ連絡先を交換しなくても、その場にいる全員が自分をある程度理解してくれています。
当事者の意見や体験談から得られるものも多いですし、未経験の方は、一度は参加してみることをオススメします。
とても楽しい会になると思いますよ。

 が書いた記事です
ADHD 、アスペルガー、聴覚過敏と視覚過敏、学習障害の当事者。 日々発達障害特有の症状を打開すべく、模索しつつも楽しみつつ生活しております。 ブログでユルい発達障害漫画を描いています。

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